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Biblial Archaeology Societyは1974年に設立された教育機関で、聖書に関する考古学的発見の数々についての知識を提供しています。主なる活動は3つの出版物発行で、考古学の論文集である「Biblical Archaeology Review」、聖書に関わるさまざまな発見・新説を紹介する雑誌「Bible Review」、西洋古代史をカラフルな写真等で紹介する「Archaeology Odyssey」があります。学会の発表会主催、ビデオ・書籍の販売、勉強会主催、聖地旅行主催なども行っています。この学会以上に学術的に優れている聖書考古学系の学会は、おそらく英語圏ではないかと思います。
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創世記1章の「夕となり、また朝となった」という句は、それぞれの創造の日の要約として捉えられる場合があります 6日間の天地創造のそれぞれの日の記述に「夕となり、また朝となった」(口語訳)という句があります。この句を「それぞれの創造の日を要約した表現」として捉える方々がおられます。この立場によれば、「夕」は一日の夜の時間帯を表わし、「朝」は一日の昼の時間帯を表わします。たとえばG. Ch. Aaldersはこの句の役割を「これら2つ-夕と朝-は、ちょうどヘブル人が捉えているように、一日という範囲を示している」(58)と説明します。この立場をとる方々の最大の根拠は「ユダヤ人は一日のはじまりを夕刻からとしている」という点です。G. J. Wenhamはこのように説明しています、「おそらく朝の前に夕を言及していることは、日が夜明けではなく夕暮れから始まるというユダヤ人の概念を反映ているのでしょう。旧約聖書では新しい日は夜明けから始まると解釈されなくもないですが、夕刻説のほうが理解にやさしいです」(19)。John Peter Langeは、さらにアラビア人、アテネ人、ゲルマン人、ガリア人も同様の概念をもっていることから根拠をサポートします(166-67)。NET Bible、E. A. Speiser (5)、H. R. Stroes (460)も同様の立場です。とくにストロースは、一日の始まりを夕暮れとするユダヤ人の概念を「evening theory (夕刻説)」(460)と名づけ、一日のはじまりを夜明けとする「morning theory (朝説)」(460)と区別します。
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